ケニアといえば、ライオンや象などの野生動物がいるサバンナをイメージする人も多いのでは!?ケニアの広大な大地では、多くの野生動物が生息しています。国立公園によって、見られる動物が異なります!
おすすめの国立公園・保護区を5選を紹介します。
マサイマラ国立保護区
ケニアでサファリへ行くならここ!「サバンナ」と聞いて誰もが思い描く景色が拡がっています。日本発着のケニアのツアーには、必ずと言っていいほど入っている場所です。
動物の種類も個体数も多く、野生動物の宝庫です。運が良ければ、ビッグ5(象、バッファロー、サイ、ライオン、ヒョウ)の全てに出会えます。「ヌーの川渡り」の場所としても有名です。
「国立保護区」なので、国立公園ほど規制がなく、自然をそのまま保護することを目的としているので、野生動物の近くまでサファリカーが近づくことも許されています。道はありますが、動物を求めて道なき道を走ることもあります。
マサイマラ のアクセス方法、オススメロッジ等は下記で紹介しています。
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マサイマラ国立保護区
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アンボセリ国立公園
アフリカ最高峰(5,895メートル)のキリマンジャロ山の麓に広がる国立公園。広さも動物の数もマサイマラに比べると少ないですが、個人的には、一番好きな場所です!天気がよければ、キリマンジャロの全容を望むことができ、サバンナ越しに見るキリマンジャロの姿は正に絶景!
ナイロビのガイドさんとの会話
ガイドさんの言う通り、アンボセリに着いて、一番最初に出逢ったのがゾウでした!
「アフリカゾウの楽園」と言われるほど、アフリカ象の生息数が多いエリアです。大家族のゾウ、池に入って水草を食べるゾウ、大きな象牙を持つゾウ等、とにかくゾウを堪能できます。
アンボセリのアクセス方法、オススメロッジ等は下記で紹介しています。
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アンボセリ国立公園
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サンブル国立保護区/バッファロースプリングス国立保護区/シャバ国立保護区
シャバ川を挟んで隣接しているサンブル、バッファロースプリングスの3つの保護区を総称して、「サンブル」と呼ばれています。ここでしか見れない希少価値のある動物が沢山棲息していて、普通のシマウマよりも縞が細くて細かい、きれいなグレービー・ゼブラ等、その名も「サンブル5」と言われる動物たちに会えます。
さらに!ヒョウの目撃率が高いと言われています。私は、サンブルでは見たことがないのですが…
一番小さいサンブル国立保護区でも、100平方キロメートル、山手線内側の1.6倍、広大なエリアになります。基本はロッジ等の宿泊するエリアを中心にゲームドライブを行い、連泊すれば、足を延ばして違うエリアに行くことができます。
サンブルのアクセス方法、オススメロッジ等は下記で紹介しています。
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サンブル国立保護区
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ナクル国立公園
「グレート・リフト・バレーのケニア湖水システム」としてナクル湖含む周辺のエリアが世界遺産に指定されています。
ナクル湖は、フラミンゴの大群で有名になりましたが、今では湖の水位が上昇、産業で湖水を使用したり、排水が湖に流れ込むなど急激な水質の変化が、数が少なくなった原因とされています。ケニアにはシロサイとクロサイ、2種類のサイが生息していますが、クロサイは数が少ないです。
ナクル湖国立公園では、シロサイ、クロサイが生息していて、ロストチャイルドキリン等の希少動物に出会えます。公園内は湖、草原、キイロアカシアの森、など多様な環境が広がり、他の公園とは違った景色を楽しむことができます。
ツァボ国立公園
ツァボ国立公園は、ナイロビとモンバサを結ぶ幹線道路と鉄道があり、その東側がツァボイースト国立公園、西側がツァボウエスト国立公園となります。
イーストとウェスト両方合わると、ケニア最大の国立公園で四国よりも大きいです。
ツァボのゾウは“レッドエレファント”と呼ばれています。象は強い日差しから皮膚を守るため、砂浴びをする習性があるのですが、ツァボの大地は赤い土のため、赤く染まっています
レッサークドゥ、フサミミオリックス、ゲレヌク等の希少動物も生息。密猟で数は減っていますが、ケニア最大の象が生息(約13000頭)。その他、ライオン、チーター、マサイキリン、カバ 、シマウマ 等、多種類の動物がいます。