アフリカ ケニア

マサイマラ国立保護区

10/18/2020

ケニアでサファリへ行くならここ!「サファリ」「サバンナ」と聞いて、緑の地平線に動物がいたるところにいる、そんな思い描く景色が広がっています。人気の理由は、野生動物の種類も個体数の多さがケニア随一。日本発着のケニアのツアーには必ずと言っていいほど入っている場所です。

おすすめポイント

BIG5に高確率に出合える

BIG5(ゾウ、バッファロー、サイ、ライオン、ヒョウ)全てに出会える可能性が高いです。2泊以上すれば、ライオンの目撃率はほぼ100%。運が良ければ、ライオン、チーターやヒョウ等のキャット系の肉食動物が草食動物を捕食する光景も観られるかも!?

マサイマラにいるBIG5で難易度が高いのがサイ。ケニアには、シロサイとクロサイがいて、マサイマラにいるサイはクロサイ。ケニアでは生息しているエリアが限られており、さらには生息数も少ないです。マサイマラ国立保護区で25〜30頭。マサイマラは、1,510㎢という、広大な広さがあるため、遭遇することが難しいのです。

沖縄の本島:1,199㎢
離島を除いた東京:1,785㎢

注意ポイント

マサイマラは、地元の自治体や保全団体が管理している国立保護区になります。国立公園だとオフロードは禁止されていますが、マサイマラでは、Low Use Zoneかつ、ビッグキャットを見つけたときであれば、オフロードしてもよいというルールがあります。ただし、動物に負荷を与えないため、25メートル以上離れる、車は5台までなどのルールが厳しく設けられています。

ヌーの大移動(グレートマイグレーション)

マサイマラ国立保護区は、タンザニアのセレンゲティ国立公園と隣接していて、地図上では境界線はあるものの、垣根や壁などがあるわけではなく、たくさんの動物が自由に両地区を往来しています。

エリアによって、乾季と雨季が異なり、水や草原を求めて、草食動物たちは生息エリアを変えていきます。ヌーの大移動、ヌーの川渡りなどが有名ですが、ヌーだけではなく、シマウマやガゼル等も、今いるエリアに乾季が近づいてくると青々とした草を求めて移動をします。なお、グレートマイグレーションは、英語で大移動という意味となります。

マサイマラへは、約200万頭ものヌー、数十万頭のシマウマ、ガゼル等が大きな群れを成し、7〜9月にかけて、セレンゲティから移動してきます。いつ頃、ヌーがどこに生息しているか、下記のサイトが参考になります。

ヌーの大移動MAP(英語)

マサイマラでの、ヌーの川渡りは、8月下旬〜9月上旬が観られる可能性が高いです。

予測が難しく、ヌーの大群が川の辺りに集まっていても何日も渡らないこともあります。また、何十台も車が待機していて、観やすいポイントは、早朝から待機する必要があります。

ちなみに、私たちが宿泊していたロッジから、川渡りを観られるポイントまで、車で2時間近くかかり、そこで数時間待っても、川渡りを観れるかはわからないし、車もたくさんいる。シマウマが草を食べ、遠くにキリンが歩いている、そんなサバンナで充分満足、むしろもっと観ていたい私たちは、いつかサバンナの日常に飽きたら行こう!と言っています。

選択肢が多い

ケニアで最も有名なマサイマラ。ロッジ等の宿泊施設や、ナイロビ発着のツアーの種類も多く設定されています。また、バルーン(気球)サファリやマサイ族の村訪問等もできます。珍しいものでは、ヒッポープール(カバがいる川の辺り)と呼ばれている場所は、車を降りることができ、川の辺りで朝食をとるオプショナルツアーも、ロッジで用意してありました。

バルーンサファリの注意ポイント

・参加は自己責任となり、「万が一の場合にも、責任は問いません」との誓約書にサインを求められます。
・海外旅行保険対象外の“危険を伴うスポーツ等”にあたり、怪我等の際、保険はおりません。

個人的には、国内線で移動をした場合には、必要ないかも…空から見る景色は壮大ですが、動物は小さくしか見えないので、飛行機の窓から見える景色で充分です!

マサイマラ国立保護区で出会える動物

Big5

    

その他の動物

          

インパラ、ガゼル、イボイノシシ、ダチョウ、ワニなど、たくさんの動物・鳥に出会えます!

ナイロビからのアクセス

首都ナイロビから約280km。
未舗装の道路もあるので、車での所要時間は5〜6時間。
飛行機(セスナ)だと1時間程度で着きます。シーズンによって異なりますが、4社が就航しており、1日数便、運行しています。

オススメのロッジ

Mara Serena Safari Lodge

小高い丘に建つロッジで、マラ川を見下ろす眺めは壮大!部屋や内装が、ナウシカやラピュタを彷彿するような可愛らしいデザインで、綺麗です。部屋は他のロッジと比べると少し狭めです。食事はビュッフェ形式。夜にマサイ族のダンスショー等があったり、オプショナルツアーも多数あり、趣向を凝らしています。

Mara Serena Safari Lodge

Keekorok Lodge

マサイマラ国立保護区で最も古く老舗のロッジです。Hippo Poolと呼ばれている場所があり、カバが水浴びをしていて、夜以外は自由に見に行けます。

Keekorok Lodge

公式HP
http://keekorok-lodge.com

ランク
★★★★

Governors Il Moran Camp

マサイマラ国立保護区にあるテント式ロッジ。Governors Campが運営する高級ロッジの1つです。イルモランは、部屋数が少ないので、予約が取れない時は、リトルガバナーズ、メインガバナーズもオススメです。

Il Moran Camp

-アフリカ, ケニア

© 2023 トキドキ旅