2020年12月19日に運行終了する現美新幹線。越後湯沢~新潟を走る、『世界最速の美術館』10月に乗車した際は混んでいたので、乗るならお早めに!
車両は濃紺でスタイリッシュ。車輌の側面は、写真家・映画監督の蜷川実花さんが撮影した、新潟県長岡の花火の写真がデザインされています。
現美新幹線の魅力
移動しながら現代美術を楽しめる
「現美」とは「現代美術」の略で、11~16号車までの6両編成の新幹線を改装して、車輌毎に、現代アーティストがプロデュースし、移動しながら、芸術を楽しむことができます。指定席(11号車)と自由席(12~16号車)があり、自由席は、空いているソファやスペースを利用します。
ちなみに、私のお気に入りの車輌は、15号車。
ガラスのショーケース内に荒神明香さんの作品が展示。この鮮やかな色彩のオブジェが固定されていないため、走行時の振動に合わせて、ゆらゆらと動きます。窓のない車輌も多いですが、15号車には窓があり、外から見ても綺麗です!
こだわりのスイーツとコーヒー
車内のカフェでは、新潟の地元素材にこだわったスイーツや、燕市の「ツバメコーヒー」が監修したこだわりのコーヒーも味わえます。オリジナル商品も販売されていて、フォークとナイフセットの他、ラストランを前に、「エコバック」「ネームバッジ」等があります。
現美新幹線の乗り方
現美新幹線は、土日祝日に越後湯沢駅から新潟駅の間を3往復。所要時間は約50分。11号車は指定席、12-16号車は自由席です。指定席・自由席ともに、上越新幹線の運賃・特急料金と同額で乗車でき、えきネットでも予約できます。
えきねっと
■下り(すべて各駅に停車)
とき451号 越後湯沢8:24発→新潟9:14着
とき453号 越後湯沢12:44発→新潟13:38着
とき455号 越後湯沢15:20発→新潟16:14着
■上り(すべて各駅に停車)
とき452号 新潟11:26発→越後湯沢12:20着
とき454号 新潟14:02発→越後湯沢14:56着
とき456号 新潟16:42発→越後湯沢17:32着
※2020年10月時点
指定席の場合でも車内を自由に鑑賞してまわることができます。見ている間に終点についてしまうのでほぼ席に座っていません。今は、ラストランに向けて、混雑していて、立っている人もいたので、子連れの方、荷物が多い方等は早めに並んで、自由席を確保するか、指定席を予約することをオススメします。
ラストラン企画
ラストランに向けた企画が用意されています!車両や各号車のアート作品のポストカードを、月毎に、上りと下りでデザインを変えてプレゼント!オリジナル絵本のプレゼント企画などもあります。
オリジナルポストカードは、補佐駅と長岡駅の間で配布されますし、車内は混雑しているため、サクサク見られるないので、フル区間で乗ることをオススメします!