島根 日本

隠岐諸島 島前3日間モデルプラン 〜3島巡りプラン〜

島根半島の約50kmにある隠岐諸島。西ノ島、中ノ島、知夫里島の島前を巡るモデルプランを紹介します。隠岐諸島には、自然が作り上げた壮大な景観と、島の人が大事に守り続けてきた100以上の神社など、見所がたくさんあります。

※船の時間は目安です。ご利用前に船社WEBサイトをご確認ください。

1日目

9:30 七類港を出発

  フェリーで移動(約2時間)

※冬季は、午前の便は9:00発のみで来居港には行きません。
※七類港までのアクセスは、米子空港、米子駅または松江駅からバス
 朝一の羽田から来る場合は、バスに間に合わないのでタクシーを使います。タクシーが限られているので、事前予約しましょう。

船(フェリー・内航船)の時刻表、運行状況を調べるには、下記のサイトが便利です!

隠岐航路案内

11:30 来居港(知夫里島)着

到着後はレンタカーもしくは観光タクシーにて移動。
なお、村の名前は知夫村です。

  車で移動(約10-15分)

12:00頃 ランチ

知夫里島には飲食店は3軒しかなく、どこも昼のみの営業なので要注意です。

  車で移動(約20分)

14:00 赤ハゲ山

所要時間:15-20分

隠岐で最も高い展望台です。天気が良ければ島根県や鳥取県の本土も望める絶景ポイントです。

知夫里島の人口600人ほどに対し、およそ500頭の牛がいます。断崖絶壁で悠々と過ごす牛は、足腰が強く、健康で大きくなるので、日本全国から仲買人が買いに来るほど人気。

赤ハゲ山周辺は牧場になっていて、隠岐牛のサファリパーク状態です。道の真ん中も牛が占領して車を進めることができません。そんな時は窓をあけて車のボディを叩く、もしくは少しずつ少しずつ車を動かしていくと退いてくれます。お邪魔させてもらっている身ですし、隠岐牛を堪能しましょう。

隠岐牛のサファリパーク状態
  車で移動(約20分)

14:40 赤壁(セキヘキ)

所要時間:15-20分

およそ1knに渡って、高さ50-200メートルの赤褐色の断崖絶壁。玄武岩(黒)と粗面岩脈(白)等とのコントラスが素敵です!約600万年前の火口跡です。マグマの噴出の跡を見られる貴重な場所です。迫力満点ですが、柵がないので足元には注意してください!

  車で移動(約20分)

16時28分 または 17時47分 来居港発

  内航船で移動(約20分)

来居港からいそかぜ(内航船)で菱浦港(中ノ島)へ向かいます。菱浦港へ着いたら、海士町の宿泊施設へ。

海士町のオススメホテル

Entô(エントウ)

日本初のジオホテル。宿泊施設だけではなく、隠岐ユネスコ世界ジオパークの拠点施設でもある複合施設。部屋の大きな窓が特徴。食事も美味しく、ホテルに滞在しているだけで、隠岐の絶景を堪能できます。
宿泊した際の詳細はこちら。

悠久の流れを感じる”Entô(エントウ)”

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お泊り処 なかむら

2日目

9:26 菱浦港から別府港へ

 内航船で移動(約7分)

菱浦港からいそかぜで別府港へ。中ノ島でレンタカーを借ります。

  車で移動(約20-30分)

10:30 摩天崖

所要時間:30分

”隠岐”の写真といえばここ!高さ257mの摩天崖からは、国賀海岸の絶景が拡がります。切り立った崖が続く壮大な景色に圧倒されます。摩天崖を満喫したい、かつ体力のある方は、国賀浜まで約2.3kmのトレッキングコースがオススメ。レンタカーだと往復しなくてはいけず、バスは本数が少ないので、別府港からはタクシーを使いましょう。高低差約250mなので、歩きやすい靴が必須です。お水、日焼け止め・帽子はお忘れずに!

  車で移動(約15分)

11:15 国賀浜・通天橋

所要時間:60分

国賀浜は、岩場の海岸で、世界ジオパークに認定されている隠岐ならではの景観。通天橋は自然の造形美。長い年月をかけて侵食されたアーチ型と、美しい地層が素晴らしいです。30分ほど遊歩道を登ると、摩天崖を下から見ることができます。摩天崖が見えるところまで来たら引き返しましょう。

  車で移動(約15分)

12:30 浦郷または別府エリアで昼食

  車で移動(約15-30分)

14:00 赤尾展望所

所要時間:15分

通天橋、国賀浜、摩天崖までを一望できる場所。地球を感じられる雄大な景色が拡がります。夕焼けの時間に来るのもオススメです。

  車で移動(約40分)+徒歩15-20分

15:30 焼火神社(たくひじんじゃ)

所要時間:30分

焼火山の中腹にあり、社殿は岩窟をくりぬき、岩と社殿が一体となっているような神社です。航海の安全を守る神様として平安時代よりも前から信仰されてきました。本殿は1732年改築されたもので、隠岐で最も古いものになります。焼火神社の前を通るフェリーは、神様に挨拶するかのごとく汽笛を鳴らします。

  車で移動(約20分)+徒歩25分

17:20 別府港から菱浦港へ

 内航船で移動(約7分)

菱浦港へ着いたら、海士町の宿泊施設へ。

3日目

9:30 菱浦港から海士町観光出発

レンタカーまたはレンタサイクルを借りて、海士町(中ノ島)観光へ。

  車で移動(約10分)or自転車(20分)

9:40 隠岐神社・後鳥羽院資料館

所要時間:約90分

後鳥羽天皇をご祭神とし、後鳥羽天皇崩御より七百年祭の年にあたる昭和14年に創建された神社です。本殿は隠岐造りといわれる様式で造られています。
隠岐神社の周辺には、後鳥羽院資料館、後鳥羽天皇御火葬塚、行在所跡など、後鳥羽天皇の所縁の地があります。

隠岐神社の前にあるベーカーリー併設のお土産屋さん「つなかけ」もオススメ!

お土産と手仕事のお店 つなかけ

住所
島根県隠岐郡海士町海士1521-1

WEBサイト
https://okiofusha.thebase.in

  車で移動(約10分)or自転車(20分)

11:20 明屋海岸

所要時間:30分

海水の透明度がとても高く、赤崖と呼ばれる大きな岩山があり、海の青さと赤のコントラストが綺麗です。なお、赤崖の岩肌は約280万年前に形成された火砕丘の断面です。写真の岩の下の部分は、見る場所・潮の満ち引きでハート型に見えて人気とのこと。

別日の明屋海岸。天気は悪いですが、岩の空洞がハートに!
  車で移動(約5分)or自転車(10分)

12:00 宇受賀命神社

所要時間:15分

田んぼの真ん中にあり、こじんまりとした神社に見えますが、現在の本殿は隠岐神社を上回る大きさがあります。また、延喜式神名帳にも記載されている古格の神社。五穀豊穣、海上安全、安産のご利益もあり、昔から島民の信仰を集め愛されている神社です。出雲大社と同格の名神大社に位置付けられています。

ご祭神の宇受賀命は、明屋海岸でお産を行ったという比奈麻治比賣命(ひなまちひめのみこと)の結婚相手であるため、明屋海岸から宇受賀命神社までの海岸線の道路は、日本海唯一の神々の婚姻に由来していて、縁結び、子宝、夫婦円満のご利益のある道とされます。

  車で移動(約20分)or自転車(40分)

菱浦港に戻る途中にある「あづま堂」もオススメです。古民家で営むベイクショップ。金・土曜日が基本営業日ですが、イベント出店で営業日が変更になっていることも。開いていたらラッキー。ベーグル・マフィンなどがオススメです。帰りの船内でのおやつでいかがでしょうか!?

あづま堂

住所
島根県隠岐郡海士町大字海士1893-3

WEBサイト
あづま堂Facebook

13:00 菱浦港周辺でランチ

菱浦港周辺には、ランチが出来る場所がたくさんあります。お寿司、隠岐牛などで昼食

15:15 菱浦港から七類港へ

  フェリーで移動(約2時間40分)

17:55に、七類港に到着します。

※空港までのバスが、七類港発18:10であります。空港18:36着なので、羽田の最終便に間に合います。

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