里山十帖は、お米の美味しさを味わえる温泉宿。築150年の古民家を移築し、リノベーション。旅館の名前の由来は、「食・住・衣・農・環境・芸術・遊・癒・健康・集う」といったテーマで、宿泊したお客様が忘れがたい「十の物語」を体験してほしいという意味が込められています。ゆっくりと温泉と食事を楽しめ、「何もしない」を楽しめる空間で、贅沢な時を過ごせます。
古民家×現代アート&デザイナーズ家具
正面玄関を入ると、吹き抜けのロビーは、漆黒の太い梁と柱、総欅造りで、釘を使わず組み上げられています。中央にあるのは、現代アート作品ながら、古民家にマッチし、この建物のために作られたような作品。
古民家にあったデザイナーズ家具が設えられ、現代アート作品も飾られています。デザイナーズ家具の一部は、ショップで販売もされていて、使い心地を気に入り、そのまま家具を買っていく人もいます。
客室は、全13室。それぞれの客室の造りやインテリアは全て異なり、一つとして同じ部屋がないのも魅力です。
館内には、ラウンジスペースやハンモック等もあり、お部屋以外でものんびり過ごすことができます。ラウンジでは、19時〜23時はバータイムとして、ウイスキーや日本酒などを無料で用意されていて、食事前・後のひと時もくつろげます。
夕食は土鍋で炊いたご飯が主役
”里山十帖”がある南魚沼は、米どころ。厳選した減農薬または無農薬栽培したコシヒカリを、大沢の湧き水で炊き上げます。テーブルで土鍋を使って炊き上げるため、お米からご飯に変わる瞬間の「煮えばな」も味わえます。
お料理は野菜中心。「お米をしっかり食べていただくために、料理は他の旅館と比べるとちょっと少なめで、胃もたれしないように野菜が多めにしている」と案内がありましたが十分な量です。とにかく、お米の美味しさに感動します。ご飯がメインとなる唯一無二の食事です。ご飯だけではなく、素材や調味料にもこだわり、一般に流通しない新潟の伝統野菜や、無添加・天然醸造の調味料が使われています。野菜や肉、魚など、素材の持ち味を活かした味付けになっています。
また食べたいと思う朝食
手作りのお惣菜の盛り合わせ。メニュー表に書いてあった通り、「見た目はちょっぴり地味だけど、どれも滋味においしい」。その日手に入った食材を主役に手作りで丁寧に料理されています。もちろんご飯は美味しい!一つひとつの素材の美味しさを味わえ、また食べたいと思う朝食です。
美人の湯「大沢山温泉」
露店風呂からは、日本百名山の巻機山をはじめ、標高2000メートル前後の上信越国境の山々を望むことができます。昔から皮膚病に効くとされ、美肌の湯として知られています。源泉温度が27度のため、加熱保温のために循環器を利用していますが、常に源泉を注入してかけ流しています。
温泉情報
泉質
ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉
効能
きりきず、やけど、慢性皮膚炎病など
里山十帖の詳細
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