オセアニア ニュージーランド

地球の息吹を感じる『ワイマング火山渓谷」

01/26/2021

ワイマング火山渓谷はロトルアの中心部から車で20分ほどの場所にある、地熱地帯です。1866年6月のタラウェア火山の噴火によってできた渓谷で、現在も火山活動の一端を見ることができます。

世界一の温泉湖「フライパン湖」等、見どころ多数。ロトルアの地熱地帯としては、「テプイヤ」や「ワイオタプ」が人気ですが、私はワイマング火山渓谷が一番楽しめました!地球の息吹を感じられる景色、ハイキングコースは歩きやすく、丁度良い距離でした。観光客が少なく、ゆっくり回れたのもオススメポイントです。

ワイマング火山渓谷の見どころ

世界一の温泉湖『フライパン湖』(Frying Pan Lake)

湖全体で湖面から湯気が立ち上っていて、その名も、Frying pan lake (フライパン湖)。世界最大の温泉湖です。広さは38,000㎡、平均水深は6mです。

二酸化炭素と水酸化硫黄のガスにより、湯気が上がっていて、水面に泡が発生。そのため、高温に見えますが、実際の水温は50−60度くらいです。湖の水が強酸性で平均でPH3.5、触れることはできません。

神秘的な美しさの『インフェルノ火口湖』(Inferno Crator)

自然の色合いとは思えない鮮やかな青が特徴のインフェルノ火口は、1886年の噴火でできた小さな湖です。水面から湯気が上り、水温は80度にもなります。湖の水位は5〜7週の期で上がったり、下がったりします。一番水量の多い深いときでは水深30mになります。フライパン湖とも関係していて、インフェルノ火口湖から水が増えると、フライパン湖は水量が減り、インフェルノ火口湖の水量が減る時は、フライパン湖の水量が多くなるという現象が起きます。

複雑な色合いが綺麗な『ウォーブリックテラス』(Warbrick Terrace)

ウォーブリックテラスは、複雑な色合いが美しい場所です。レインボー火口から溢れ出す水にシリカが含まれていて、その堆積物によって、形成されています。名前の由来は、噴火時の救助隊の一員で、その後、この地域の観光で貢献したウォーブリック家に由来されています。

なお、場所は、バス停2に近く、トイレもあります。

クルーズも楽しめる『ロトマハナ湖』

ロトハマナ湖も、1866年の噴火で形成された火口湖です。湖の奥には、タラウェラ火山が見えます。
45分のクルーズを楽しむことができます。(別途料金)時間が決まっているので、入り口・パンフレット等を確認しましょう。

選べるハイキングコース

自然環境保護区に指定されていて、入り口から終点のロトマハナ湖まで約2時間のハイキングコースが伸びています。

ワイマング火山渓谷MAP

園内には、バス停が3箇所あり、無料バスが走っています。

~所要時間(徒歩)の目安~
入り口~バス停1:約1時間(約1.5km)
バス停1~バス停2:35分(約1.3km)
バス停2~バス停3: 約15分(約0.8km)

※インフェルノ火口湖からハザード山ハイキング路経由して、バス停2まで行くコース(約1時間/約1.8km)もありますが、急な坂もあり、個人的には大きな見どころはなかったので、上記MAPのコースがオススメです。

バスは1時間に1本程度なので、時刻表を入口で確認しておきましょう。
なお、歩きやすいハイキングコースですが、階段・舗装されていないところもあるため、ベビーカー・車椅子の利用は向いていません。地表が熱くなっているところもあるので、コースからは絶対に外れないでください!

詳細のワイマング火山渓谷内の地図は、公式サイトをご確認ください。

ワイマング火山渓谷(公式サイト/英語)

ワイマング火山渓谷のアクセスマップ

ワイマング火山渓谷

【営業時間】
8:30~17:001(1月は18:00まで)

【入場料】
大人:NZ$40(16歳以上)
小人: NZ$15(6〜15歳) 

【住所】
587 Waimangu Road, Rotorua 3043

【アクセス】
ロトルア中心部から約30km車で約20分

【公式サイト】
https://www.waimangu.co.nz

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